当サイトでも幾度か記事に取り上げたことがあるゲーミングキーボードについての特集です。
ゲームが好きだったり光るデバイスが好きな方は一度はほしいと思ったことはあるはずです、今回はおすすめのゲーミングキーボードを取り上げます。
ゲーミングキーボードの定義
まずゲーミングキーボードとはなんなのか、普通の事務用のものとは何が違うのかを説明します。
まず一般的な事務用キーボードとの大きな差は”見た目”でしょうか。
事務用キーボードには絶対についていないようなLEDのライトやマクロ、専用ソフトなどが使用できます。
LEDライトにも何種類かあり、中華製品の安いものは淡色だったり決まったパターンの発光しかできなかったりしますが、フルカラーRGBというものは専用ソフトを使用して各キーごとに1680万色から選択でき、カスタマイズできます。
つぎに大きな違いはスイッチです。
事務用キーボードや2千円ほどの格安ゲーミングキーボードに搭載されているのはほとんどがメンブレンというものでキーの下にラバー製のシートを敷いて、入力を検知します。
そこそこ高価なゲーミングキーボードにはメカニカルスイッチという各キーに独立した機械式のスイッチが搭載されています。
メンブレンに比べて圧倒的な操作性と耐久性を持ち合わせています。スイッチのスペックの見方は以下です
キーストローク | キーがどれほど押せるかというものです。押し始めてから底につくまでの長さです |
押下圧 | どれくらいの重さがかかればキーが沈み始めるかです。 |
アクチュエーションポイント以下APと呼ぶ | どれくらいキーが押されたら入力されたと判断されるかの距離です |
メカニカルスイッチには大きく分けて3種類あり、この場ではもっとも有名な”cherryMXシリーズ”を参考に取り上げます。
・青軸
もっとも人気のあるスイッチです。
キーストロークは4mm
押下圧は60g
APは2.0mm
クリッキーと呼ばれるタイプでカチカチとした感触があり人気です。
しかし、配信やボイスチャットを使用する場合やオフィスでの使用にはマイクに音が入ったりうるさいと感じる人がいるので向かないこともあります。
・赤軸
これも人気の軸です。
キーストロークは4mm
押下圧は45g
APは2.0mm
リニアと呼ばれるものでカタカタとした感触です。
青軸のようなクリック感はありませんが打鍵音がしずかです。
・茶軸
キーストローク4mm
押下圧は55g
APは2.0mm
青軸と赤軸の中間に位置するものです。少しのクリック感を残しつつ赤軸のような音を再現したものです。
おすすめのゲーミングキーボード
前置きが長くなりましたが、おすすめのキーボードを紹介していきます。
Logicool G512 carbon
大手デバイスメーカーのLogicoolが独自で開発したスイッチを使用しており、各青、赤、茶に対応するものがあり、大きな違いはありません。
フローティングスタイルという板にキーを植えたような形式を利用し掃除がしやすいです。
しかしLogicool製品全体に言えることですがLEDライトが派手ではなく、控えめで上品な光り方をします。
テンキーレス版はありません
Logicool G ゲーミングキーボード 有線 G512 GXスイッチ クリッキー メカニカルキーボード 日本語配列 LIGHTSYNC RGB G512-CK 国内正規品
Logicool G PRO X
これもLogicool製です。
机のスペースをあまりとらないテンキーレスです。
最大の特徴はスイッチを自分で交換できるところです。
ちなみにG512と違いフローティングデザインではなく、よくあるフレームに埋没しているタイプです。
かなり多くのFPSのプロプレイヤーが使用していることで有名です。
Logicool G PRO X ゲーミングキーボード テンキーレス 有線 GXスイッチ クリッキー 日本語配列 LIGHTSYNC RGB 着脱式ケーブル G-PKB-002 国内正規品
↓茶軸相当交換用スイッチ
Logicool G GX タクタイル スイッチ PRO X ゲーミングキーボード G-PKB-002用 スイッチアクセサリー GX-TC 国内正規品
↓赤軸相当交換用スイッチ
Logicool G GX リニア スイッチ PRO X ゲーミングキーボード G-PKB-002用 スイッチアクセサリー GX-LN 国内正規品
Logicool G913
薄型のフローティングスタイルのキーボードです。
薄型なため反応速度が普通のものよりも早いです。
Logicool G テンキーレス ゲーミングキーボード 無線 G913 GLスイッチ タクタイル 日本語配列 LIGHTSPEED ワイヤレス Bluetooth LIGHTSYNC RGB G913-TKL-TCBK 国内正規品
SteelSeries Apex Pro
今回紹介するものの中で最も高価です。
これはスイッチが特殊でomni pointスイッチというものと採用しています。
これは磁気を利用しAPを0.4~3.6mmの間で自由に変更できるというところです。
感触は赤軸にとても似ているといったところでしょうか
本体右上に有機ELの小型ディスプレイを搭載しており、通知だったりロゴをカスタマイズして表示させておくことができます。
【国内正規品】 SteelSeries 日本語配列 ゲーミング キーボード Apex Pro JP 磁気ホール効果センサー OmniPointスイッチ 有機EL ディスプレイ搭載
Corsair K65 RAPIDFIRE CherryMX Speed RGB
メモリで有名なコルセアのキーボードです。
これにはスピード軸、通称銀軸が採用されており、APが1.2mmという高速反応です。
感触は赤軸に近いです。
上部にUSBパススルーが搭載されており、キーボードを接続するのに使ったUSBポートを補うことができます。
Corsair K65 RAPIDFIRE CherryMX Speed RGB COMPACT-日本語 ゲーミングキーボード- KB356 CH-9110014-JP
Razer Blackwidow JP Green Switch
ゲーミングデバイスといえばRazer、ぱっと思いつく方も多いのではないでしょうか
これに搭載されているスイッチはRazer Green switchという独自開発されてものです。
感触は青軸とほぼ同じですが、音が少しちがったり、APが1.9mm 押下圧が50gだったり別物です。
Razer製には赤軸相当の黄軸、茶軸相当のオレンジ軸があり選択できます。
Razer Blackwidow JP Green Switch メカニカル ゲーミングキーボード 日本語配列 【日本正規代理店保証品】 RZ03-02860800-R3J1
Razer BlackWidow Lite JP
バックライトが単色で本体が黒か白で選べます 個人的には白がおしゃれでおすすめです。
軸はオレンジ軸で、静音リングと呼ばれるものが付属しており、キーキャップにつけると打鍵音が抑えられ、オフィスなどでも音を気にすることなく使用することができます。
Razer BlackWidow Lite JP メカニカルキーボード ゲーミングキーボード 静音 オレンジ軸 テンキーレス 日本語配列 【日本正規代理店保証品】 RZ03-02640700-R3J1
Razer BlackWidow V3 TKL
これは私が現在使用しているキーボードです。
緑軸のフローティングスタイルテンキーレスです
↓↓↓こちらで詳しくレビューしているので良ければ読んでください。
Razer ゲーミングキーボード テンキーレス BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition Green Switch メカニカル グリーン軸 Chroma RGB 日本語配列 【日本正規代理店保証品】 RZ03-03491400-R3J1
Razer Huntsman Tournament Edition 筆者おすすめ!!
Razerが開発した光学式スイッチを使用しています。
個人的にはこれがイチオシです
キーが押し込まれたら、内部の光のレーザーが遮断され入力されたと認識します。
金属的な接点がないため、とてつもない耐久性を持ち、おそらく先にキーキャップが壊れます。
光を使用するため、APが1mmという超高速反応です。
Razer ゲーミングキーボード Huntsman Tournament Edition JP – Linear Optical Switch 日本語 JP配列 超高速1.0mm作動 リニア触感 テンキーレス Chroma RGB 【日本正規代理店保証品】 RZ03-03080500-R3J1
HyperX Alloy Origins Core RGB
これまた私が使用してレビューを書いているので読んでください
hyperXオリジナル赤軸を使用しており、普通の赤軸と比べ静かで軽い感触です。
一つデメリットととして初期プロファイルのLEDライトの種類が充実していないというところです。
ただ、外部サイトから有志が作成したプロファイルをダウンロードすることができます。
【日本語配列】HyperX Alloy Origins Core RGB メカニカルゲーミングキーボード テンキーレス HyperXスイッチ ゲーマー向け 2年保証 HX-KB7RDX-JP